2012年

3月

28日

キューバ諸国民友好協会ICAPよりの被災地・福島へメッセージ

ICAP キューバ諸国民友好協会により招待を受け同ICAP施設で会談を行われました。その際丹波研究員による、福島第一原発に関わる県外避難者の問題や風評被害など、福島についての現状報告を行いました。

 

会談の主催者である、同協会代表でありキューバ国会議員 ケニア氏より被災地・福島によせるメセージを頂きました。

 

 

原文はスペイン語です。

ピースボート提供による 翻訳を掲載いたします。

福島のみなさまへ,

 

キューバと日本は、地理的に遠く離れた島国ではありますが、友情と連帯の思いはその距離を超えて、2つの国の人々を結びつけていると確信しています。あの311日に起きた地震、それに伴った津波、そして福島に深い傷を負わせた原子力発電所の事故から、まもなく1年が経とうとしています。これらの災害は人びとの命を奪い、生活に不可欠な農業、環境、漁業やその他の面において取り返しのつかない被害をもたらしました。

 

この悲劇について知った時から、キューバの人びとは地震の被害に遭われた人々と、その家族、そして歴史上で唯一、非平和的原子力利用における人間の過ちの結果-194586日と9日に広島と長崎に落とされた米国の核爆弾-を身を持って経験した日本の人々に心から連帯の意を表してきました。

 

近年、平和と核兵器廃絶を訴えているフィデル・カストロ前国家評議会議長は、ピースボートのハバナ寄港日でもあった今年の31日に、核兵器、核実験、そして原子力の被害を受けた人びとを証言者として招待し、グローバルヒバクシャフォーラムを執り行いました。このフォーラムの目的は、福島の被害の大きさに対する意識を高め、福島の人びとに地域の復興や被害者への支援、そして何よりも核のない世界を築くため努力を続けていくよう、激励することでした。

 

このフォーラムでは、人類の生存をかけた闘いに勝つ、という不可能にも見えることを成し遂げるために、世界の善意ある人びとが献身的に積み重ねてきた努力が強調されました。このフォーラムは、参加した全ての人にとって忘れられない経験になったと確信しています。

 

上記の理由から、重要な意味を持つこの311日に、キューバ諸国民友好協会(ICAP)の職員、およびキューバ国民を代表してこのメッセージを送ることにしました。あの悲惨な事故からまだ365日しか経っていない今日に、私たちからの愛と連帯のメッセージを受けて然るべき皆さまに、このお手紙が届くことを願っています。最後に、世界の人びとがこの事故から学び、安全で、再生可能なエネルギー資源に向かい、種類を問わず兵器に反対することを深く願っています。

 

Kenia Serrano Puig ケニア・セラーノ・プイグ

ICAP代表 President


 

 

福島大学災害復興研究所

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